ゲーミングPCのスリープ電気代はいくら?「つけっぱなし」との比較と節約術を徹底解説

    
ゲーミングPCのスリープ電気代はいくら?「つけっぱなし」との比較と節約術を徹底解説
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ゲーミングPCのスリープ電気代はいくら?「つけっぱなし」との比較と節約術...

「ゲーミングPCって電気代が高そう…」

「スリープモードにしてるけど、これって電気代かかってるの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

高性能なゲーミングPCは確かに消費電力が大きいですが、使い方次第で電気代は大きく変わります。

特に気になるのが、ゲーミングPCのスリープ時と電気代の関係ですよね。

この記事では、ゲーミングPCのワット数の目安といった基本から、アイドル時とゲームプレイ中の電力差、パーツごとの消費電力の内訳、そして具体的なゲーミングPC電気代の計算方法まで詳しく解説します。

さらに、ゲーミングPCのスリープとシャットダウンの徹底比較はもちろん、「つけっぱなし」がNGな理由や、「休止状態」との違い、モニターの電源オフの効果まで掘り下げ、すぐに実践できるWindowsの簡単な設定見直しや電源プランのカスタマイズが鍵となる節約術もご紹介。

著者の体験談も交えながら、あなたの疑問を解消します。

賢く節約して、快適なPCライフを送りましょう。

この記事のポイント

  • ゲーミングPCのおおよその消費電力(ワット数)
  • スリープモードとシャットダウン時の電気代の違い
  • 具体的な電気代の計算方法
  • 今すぐできる簡単な節電・節約方法

ゲーミングPCの電気代と消費電力の基本

ゲーミングPCの電気代と消費電力の基本
  • ゲーミングPCのワット数の目安
  • アイドル時とゲームプレイ中の電力差
  • パーツごとの消費電力の内訳
  • ゲーミングPC電気代の計算方法

ゲーミングPCのワット数の目安

ゲーミングPCの消費電力(ワット数)は、搭載されているパーツの性能、特にCPU(中央処理装置)GPU(グラフィックボード)によって大きく異なります。

一般的な目安として、PCのスペックごとに消費電力の範囲を見てみましょう。

PCのスペックアイドル時(待機中)ゲームプレイ時(高負荷時)
エントリーモデル約50W~80W約150W~250W
ミドルレンジモデル約70W~100W約250W~400W
ハイエンドモデル約100W~150W約400W~600W以上

このように、ゲームをプレイしている時は、デスクトップで待機している時(アイドル時)に比べて3倍から5倍以上の電力を消費することがわかります。

アイドル時とゲームプレイ中の電力差

前述の通り、ゲーミングPCは「何をしているか」で消費電力が劇的に変わります。

アイドル時

PCを起動しているものの、特に操作をしていない状態(デスクトップ画面を表示しているだけなど)です。

この状態では、CPUやGPUは最低限の動作しかしないため、消費電力は比較的低く抑えられます。

とはいえ、一般的なノートPCなどと比べれば高い傾向にあります。

ゲームプレイ中(高負荷時)

最新の3Dゲームなどをプレイすると、CPUとGPUはフルパワーで動作します。

特にGPUは、美しいグラフィックを描画するために大量の計算を行い、それに伴い消費電力が急上昇します。

これが「ゲーミングPCは電気代が高い」と言われる最大の理由です。

「つけっぱなし」に注意

アイドル時でも50W~100W程度の電力を消費し続けます。

もし100Wの状態で24時間つけっぱなしにすると、それだけで1日あたり約74円(※1kWh=31円で計算)の電気代がかかってしまいます。

パーツごとの消費電力の内訳

ゲーミングPCの消費電力の内訳を理解しておくと、節電の意識も高まります。

主なパーツの役割と電力消費の傾向を見てみましょう。

  • GPU(グラフィックボード)
    最も電力を消費するパーツです。ゲームの画質設定を「最高」にしたり、高解像度(4Kなど)でプレイしたりすると、GPUの負荷は最大になり、消費電力も跳ね上がります。
  • CPU(中央処理装置)
    PCの「頭脳」にあたるパーツで、GPUに次いで電力を消費します。ゲーム中はGPUほどではありませんが、動画編集(エンコード)などを行う際にも高い負荷がかかります。
  • その他(メモリ、ストレージ、マザーボード、ファン)
    上記の2つに比べれば、これらのパーツの消費電力は大きくありません。ただし、PCケース内の冷却ファンが多いモデルや、LEDライティング(ピカピカ光る装飾)を多用しているモデルは、その分だけ消費電力が上乗せされます。

ゲーミングPC電気代の計算方法

では、実際に電気代はいくらかかるのでしょうか。

電気代は結構簡単な計算式で算出できます。

計算には電力会社との契約プラン(1kWhあたりの単価)が必要ですが、ここでは目安として1kWhあたり31円全国家庭電気製品公正取引協議会が定める目安単価)として計算します。

電気代の計算式

消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 1kWhあたりの電力量料金(円) = 電気代(円)

(例1)ミドルレンジPC(300W)で1日3時間ゲームした場合

300W ÷ 1000 × 3時間 × 31円 = 約27.9円

(例2)ハイエンドPC(500W)で1日3時間ゲームした場合

500W ÷ 1000 × 3時間 × 31円 = 約46.5円

これを1ヶ月(30日)続けると、(1)の場合は約837円、(2)の場合は約1,395円となります。

ゲームをする時間が増えれば、もちろん電気代も上がっていきます。

ゲーミングPCのスリープと電気代の比較

ゲーミングPCのスリープと電気代の比較
  • スリープモードの消費電力はごくわずか
  • スリープとシャットダウンの徹底比較
  • 「休止状態」との違いとは?
  • 「つけっぱなし」が最もNGな理由
  • モニターの電源オフも節約に効果的

スリープモードの消費電力はごくわずか

本題の「スリープモード」です。

Windows PCのスリープモード(スタンバイ)は、作業内容をメモリに一時保存したまま、PCの大部分の機能を停止させる状態です。

このスリープモード中の消費電力は、PCの構成にもよりますが、一般的に1W~5W程度とされています。

仮に3Wだったとして、1時間あたりの電気代を計算してみましょう。

(例3)スリープモード(3W)で1時間放置した場合

3W ÷ 1000 × 1時間 × 31円 = 約0.093円

1時間でわずか0.1円以下です。

24時間スリープ状態にし続けても、約2.2円にしかなりません。

アイドル時(50W~100W)で放置するのに比べ、スリープモードの電気代は圧倒的に安いことがわかります。

スリープとシャットダウンの徹底比較

スリープモードの電気代が安いことは分かりましたが、「それならシャットダウンの方が電気代0円で良いのでは?」と思うかもしれません。

スリープとシャットダウンには、それぞれメリットとデメリットがあります。

スリープモードシャットダウン
消費電力ごくわずか (1W~5W程度)ほぼ0W (※待機電力除く)
復帰速度非常に速い (数秒)遅い (数十秒~数分)
作業状態直前の状態を保持すべてリセット
PCへの負荷低い起動時に負荷がかかる

使い分けの目安

  • 数分~数時間程度 PCから離れる場合 → スリープモードがおすすめ
  • 長時間(就寝時や外出時) PCを使わない場合 → シャットダウンがおすすめ

スリープモードの最大のメリットは「復帰の速さ」です。

シャットダウンすると、次にPCを起動する際にOSや常駐ソフトの読み込みで時間がかかりますが、スリープならすぐに作業を再開できます。

この快適さと、わずかな電気代を天秤にかけることになります。

「休止状態」との違いとは?

スリープと似た機能に「休止状態(ハイバネーション)」があります。

これは作業内容をメモリではなくストレージ(SSD/HDD)に保存して、PCの電源を完全にオフ(0W)にする機能です。

スリープより復帰は遅いですが、シャットダウンよりは速く、作業状態も保持されます。

ノートPCでバッテリー消費を抑えたい時などによく使われる機能です。

「つけっぱなし」が最もNGな理由

「スリープやシャットダウンが面倒だから、アイドル状態のままつけっぱなし」

これは、電気代の観点からは最もNGな選択肢です。

前述の通り、アイドル時でも50W~100W程度を消費し続けます。

スリープモード(1W~5W)と比較すると、数十倍の電力を無駄にしていることになります。

また、PCパーツは動作している限り熱を持ち、寿命も短くなっていきます。

電気代とPCの寿命の両面から、短時間でもPCから離れる際は、必ずスリープモードにする習慣をつけましょう。

モニターの電源オフも節約に効果的

PC本体だけでなく、ゲーミングモニターも大きな電力を消費します

特に大型モデルや、高リフレッシュレート(144Hzや240Hzなど)のモデルは消費電力が大きい傾向にあります。

PCをスリープにする際は、モニターの電源も手動でオフにするか、PCと連動して自動でオフになる設定になっているかを確認しましょう。

これだけでも、着実な節約につながります。

ゲーミングPCの電気代を節約する具体的な方法

ゲーミングPCの電気代を節約する具体的な方法
  • すぐできるおすすめ節約術4選
  • Windowsの簡単な設定見直し
  • 電源プランのカスタマイズが鍵
  • 高パフォーマンス設定は必要?
  • 著者の体験談:電源プラン変更の効果
  • ゲーミングPC電気代の総まとめ

すぐできるおすすめ節約術4選

ゲームプレイ中の消費電力を抑えるのは難しいですが、それ以外の部分でできる節約方法はたくさんあります。

  1. 離席時は必ずスリープ
    これが最も効果的です。Windowsの設定で、一定時間操作がない場合に自動でスリープに移行するよう設定しておきましょう。(詳細は後述)
  2. モニターの電源をこまめに切る
    前述の通り、モニターの消費電力も大きいです。PC本体とあわせて、モニターの電源管理も意識しましょう。
  3. ゲームの画質設定を調整する
    常に最高画質でプレイする必要がないゲームでは、グラフィック設定を少し下げる(「高」を「中」にするなど)だけでも、GPUの負荷が下がり、消費電力の節約につながります。
  4. 電力効率の良い電源ユニット(PSU)を選ぶ
    これからPCを購入・自作する場合、電源ユニットの「80 PLUS」認証に注目しましょう。「Gold」や「Platinum」といったランクの高い電源は、電力変換効率が高く、無駄な電力が熱として失われるのを防ぎます。

Windowsの簡単な設定見直し

Windowsの「電源オプション」を見直すだけで、簡単に節電設定が可能です。

「つけっぱなし」を自動的に防ぐため、必ず設定しておきましょう。

設定方法(Windows 11の場合)

  1. スタートメニューから「設定」(歯車アイコン)を開く
  2. 「システム」→「電源とバッテリー」を選択
  3. 「画面とスリープ」の項目を展開する
  4. 「次の時間が経過後、デバイスをスリープ状態にする(電源接続時)」の時間を選択する

例えば、「操作していない状態が30分続いたらスリープにする」といった設定ですね。

電源プランのカスタマイズが鍵

Windowsの「電源プラン」も消費電力に影響します。

これはPCのパフォーマンスと電力消費のバランスをどう取るかを決める設定です。

  • バランス(推奨)
    PCの負荷に応じて、自動的にパフォーマンスと電力消費のバランスを取ります。通常はこの設定で問題ありません。
  • 高パフォーマンス
    常にCPUなどの性能を最大に引き出そうとしますが、アイドル時でも消費電力が上がってしまいます。
  • 省電力
    パフォーマンスを意図的に抑えて、消費電力を最小限にします。ゲーミングPCでこの設定を選ぶことは稀でしょう。

基本的には「バランス」に設定しておき、PCが自動で電力を管理してくれる状態にしておくのが、快適さと節電を両立するコツです。

高パフォーマンス設定は必要?

「ゲームをするんだから『高パフォーマンス』設定じゃないとダメ?」と考える方もいるかもしれません。

しかし、現在のPCやOSは賢くなっており、「バランス」設定でも、ゲームのような高い負荷がかかる作業が始まれば、自動的に必要なパフォーマンスを引き出してくれます。

「高パフォーマンス」設定は、アイドル時(何もしない時)の消費電力まで引き上げてしまうため、電気代の観点からはデメリットが大きくなります。

特別な理由がない限り、「バランス」設定のままで運用するのが最も賢明です。

著者の体験談:電源プラン変更の効果

私はゲーミングノートPCを使っていた際、電気代で失敗した経験があります。

職業訓練校のeラーニングで、PCで作業をしていた時期、ある月の電気代が普段より10,000円以上も高くなってしまったのです。

原因が分からず焦りましたが、PCの設定を見直したところ、電源プランが「高パフォーマンス」のまま放置されていました。

おそらく、ゲーム後に設定を戻し忘れていたのです。

慌てて設定を「バランス」モードに戻したところ、翌月の電気代は落ち着きました。

なにより、PCの冷却ファンの音が常時「ブォー」と鳴っていたのが、ウソのように静かになったのを覚えています。

この経験から、電源プランがいかに消費電力(と騒音)に直結しているかを痛感しました。

皆さんも、一度ご自身の電源設定を確認してみてください。

ゲーミングPC電気代の総まとめ

最後に、この記事の要点をまとめます。

賢くスリープモードを活用すれば、ゲーミングPCの電気代を過度に恐れる必要はありません。

※電気代は月によって金額が大きく前後しますので、その点は注意してください。

  • ゲーミングPCの消費電力はゲーム中(高負荷時)に急増する
  • アイドル時(待機中)でも一般的なPCよりは電力を消費する
  • ゲーミングPCのワット数は構成により150Wから600W以上と幅がある
  • 電気代の計算方法は「W ÷ 1000 × 時間 × 単価」で求められる
  • スリープモードの消費電力は1W~5W程度で電気代はごくわずか
  • 1時間スリープにしても電気代は0.1円以下が目安
  • アイドル状態で「つけっぱなし」にするのが最も電気代の無駄
  • ゲーミングPCのスリープとシャットダウンは時間で使い分ける
  • 短時間の離席(数分~数時間)ならスリープが快適
  • 長時間の不在(就寝時など)ならシャットダウンが経済的
  • モニターの電源オフも節約に効果的
  • Windowsの設定で「自動スリープ」の時間を設定するのがおすすめ
  • 電源プランは「バランス」設定が推奨される
  • パーツごとではGPUとCPUが特に電力を消費する
  • 著者の体験談のように電源プラン見直しは効果大

ゲーミングPCのスリープ電気代はいくら?について、よくある質問

ゲーミングPCのスリープモードって、電気代はいくらくらいかかりますか?
スリープモード中の消費電力は一般的に1W~5W程度とごくわずかです。仮に3Wの場合、1時間あたりの電気代は約0.093円(1kWhあたり31円で計算)と、0.1円以下です。24時間スリープにし続けても約2.2円程度です。
ゲーミングPCを「つけっぱなし」(アイドル状態)にしておくと、電気代はどれくらい違いますか?
アイドル時(待機中)でも50W~100W程度を消費します。これはスリープモード(1W~5W)と比べて数十倍の電力消費となり、電気代の観点からは最もNGな選択肢です。100Wの状態で24時間つけっぱなしにすると、1日あたり約74円(※1kWh=31円で計算)かかります。
スリープとシャットダウンは、どう使い分ければいいですか?
数分~数時間程度PCから離れる場合は、復帰が速い「スリープモード」がおすすめです。就寝時や長時間の外出など、PCを長く使わない場合は「シャットダウン」が経済的です。
ゲーミングPCでゲームをしている時と、何もしていない時(アイドル時)では、どれくらい消費電力が違いますか?
ゲームプレイ中はアイドル時に比べて3倍から5倍以上の電力を消費することがあります。例えばミドルレンジモデルでは、アイドル時約70W~100Wに対し、ゲームプレイ時は約250W~400Wになることがあります。
ゲーミングPCの電気代を自分で計算する方法はありますか?
以下の計算式で目安を算出できます。「消費電力(W) ÷ 1000 × 使用時間(h) × 1kWhあたりの電力量料金(円) = 電気代(円)」です。(※1kWhあたりの単価は契約により異なります)
PC本体以外で、電気代の節約のために気をつけることはありますか?
ゲーミングモニターも大きな電力を消費します。PCをスリープにする際は、モニターの電源も手動でオフにするか、PCと連動して自動でオフになる設定になっているか確認すると、着実な節約につながります。
Windowsの設定で、簡単にできる節電方法はありますか?
Windowsの「電源オプション」で、一定時間操作がない場合に自動でスリープに移行するよう設定するのが最も効果的です。設定の「システム」→「電源とバッテリー」→「画面とスリープ」から設定できます。
電源プランの「高パフォーマンス」設定は、ゲームをする時に必要ですか?
必ずしも必要ありません。現在のPCやOSは「バランス(推奨)」設定でも、ゲームのような高負荷時には自動でパフォーマンスを引き出してくれます。「高パフォーマンス」設定はアイドル時の消費電力まで上げてしまうため、特別な理由がなければ「バランス」設定が推奨されます。
ゲーミングPCで一番電力を消費するパーツは何ですか?
GPU(グラフィックボード)が最も電力を消費します。次いでCPU(中央処理装置)も電力を消費します。ゲームの画質設定を上げると、特にGPUの負荷が最大になります。
スリープと「休止状態」の違いは何ですか?
スリープは作業内容をメモリに保存し、ごくわずかな電力を消費して高速復帰します。一方、「休止状態」は作業内容をストレージ(SSD/HDD)に保存して電源を完全にオフ(消費電力0W)にします。そのため、休止状態はスリープより復帰が遅くなります。

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