Web広告の成果が変わる!バナーサイズの基本を徹底解説

    
Web広告の成果が変わる!バナーサイズの基本を徹底解説
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Web広告の成果が変わる!バナーサイズの基本を徹底解説

Web広告で成果を出したいなら、まず基本となる「バナーサイズ」の理解が欠かせません。

広告を出す場所(媒体)によって、最適なサイズやルールが決められているからです。

この記事では、広告バナーの基礎知識から、PC・スマホそれぞれの主要サイズ、Google・Yahoo!・Meta(Facebook/Instagram)といった主要な媒体ごとの規格、さらにはファイル形式や容量といった技術的なルールまで、分かりやすく解説します。

この記事でわかること

  • PCとスマホ、それぞれの主要なバナーサイズ
  • Google、Yahoo!、Meta(Facebook/Instagram)の入稿規定
  • JPG、PNGといったファイル形式の違いと、容量の上限
  • 成果につながるバナー作成の注意点と、発注時のコツ

そもそも「バナー広告」とは?

バナー広告とは、Webサイトやアプリの広告枠に表示される、画像やアニメーション形式の広告のことです。

「バナー(Banner)」=「旗」や「垂れ幕」の名の通り、ユーザーの注目を集め、クリックを促して自社のサイトへ誘導することを目的としています。

テキストだけの広告と比べて、写真やイラストで視覚的にアピールできるため、ブランドの認知度を上げたり、サービスのイメージを伝えたりするのに非常に効果的です。

ただし、成果を出すには、広告を出す媒体(WebサイトやSNS)が定める「サイズ」や「規格」を正しく守る必要があります。

【PC向け】今も主流の主要バナーサイズ

まずは、PC(パソコン)向けのWebサイトで古くから使われている定番のサイズです。

サイトのサイドバーや、記事の上部・下部でよく見かけます。

特に「300 x 250」と「728 x 90」は、多くのWebサイトが対応している「鉄板サイズ」ですので、必ず覚えておきましょう。

サイズ (ピクセル)通称(名称)主な掲載場所
300 x 250ミディアムレクタングル記事中、サイドバー
728 x 90リーダーボードヘッダー(上部)、記事下
160 x 600スカイスクレイパーサイドバー(縦長)
300 x 600ハーフページサイドバー(大型)
336 x 280ラージレクタングル記事中、サイドバー

【スマホ向け】必須となるバナーサイズ

スマートフォンの画面はPCより小さいため、専用のサイズが用意されています。

画面の上部や下部に固定されるタイプや、コンテンツの間に出てくるタイプが主流です。

中でも「300 x 250」は、PCとスマホの両方で使える「万能サイズ」として非常に重要です。

また、「320 x 50」はスマホ画面の横幅にフィットするため、最も目にする機会が多いサイズの一つです。

サイズ (ピクセル)通称(名称)主な掲載場所
320 x 50モバイルバナー画面上部・下部(アンカー)
300 x 250ミディアムレクタングル記事中、コンテンツ間
320 x 100ラージモバイルバナー画面上部・下部

主要媒体別!推奨バナー規格

主要媒体別!推奨バナー規格

バナー広告の規格は、広告を配信する媒体によって異なります。

ここでは特に利用者の多い「Google」「Yahoo!」「Meta(Facebook/Instagram)」の3大プラットフォームの規格を見ていきましょう。

1. Google広告(GDN)で推奨される規格

GDN(Googleディスプレイネットワーク)は、非常に多くのWebサイトやアプリと提携しています。GDNには大きく2種類の入稿方法があります。

■イメージ広告(従来からのバナー)

決められたサイズの画像を入稿する方法です。

多くのサイズに対応していますが、特に以下の5サイズは配信量が多く、Googleも推奨しています。

【GDNで優先的に用意したい5大サイズ】

  • 300 x 250(ミディアムレクタングル)
  • 728 x 90(リーダーボード)
  • 160 x 600(スカイスクレイパー)
  • 320 x 50(モバイルバナー)
  • 300 x 600(ハーフページ)

迷ったら、まずはこの5サイズ(特に太字の3つ)を作成するのがおすすめです。

■レスポンシブディスプレイ広告 (RDA)

現在のGDNの主流はこちらです。


複数の画像(素材)とテキストを入稿すると、Googleが広告枠に合わせて最適なレイアウトを自動で生成してくれます。

全サイズのバナーを個別に作る必要がなく、非常に効率的です。

アスペクト比推奨サイズ最小サイズ
横長 (1.91:1)1200 x 628600 x 314
スクエア (1:1)1200 x 1200300 x 300

(参照:Google広告ヘルプ

2. Yahoo!広告(YDA)で推奨される規格

YDA(Yahoo!広告)も、GDNと同様に従来のバナーとレスポンシブ広告に対応しています。

Yahoo!ニュースのトップページなど、独自の優良な配信面が特徴です。

■イメージ広告(従来からのバナー)

GDNと共通する「300 x 250」や「320 x 50」などがよく使われます。

YDAはGDNと異なり「600 x 500 (アスペクト比 6:5)」も主要なサイズとして扱っています。

【YDAのファイル容量に関する注意】
YDAの最大ファイル容量は3MBですが、300KB(または150KB)を超えるファイルは自動で圧縮される場合があります。

画質の劣化を防ぐため、推奨される300KB以内(可能ならGDN基準の150KB以内)で作成するのが無難です。

■レスポンシブ広告

YDAのレスポンシブ広告も、GDNとほぼ同じ規格(素材)を採用しています。

アスペクト比推奨サイズ最小サイズ
横長 (1.91:1)1200 x 628600 x 314
スクエア (1:1)1200 x 1200300 x 300

(参照:Yahoo!広告ヘルプ

3. Facebook / Instagram(Meta広告)の広告サイズ

FacebookやInstagram(Meta広告)は、これまでの広告とは考え方が少し異なります。
ピクセルサイズよりも「アスペクト比(縦横比)」が重要になります。

フィード(タイムライン)やストーリーズ、リールなど、掲載面によって最適なアスペクト比が異なります。

特にスマホでの閲覧が前提となるため、「正方形(1:1)」や「縦長(4:5、9:16)」が主流です。

画面の占有率が高いほど、ユーザーの目に留まりやすくなりますよ。

アスペクト比推奨サイズ (ピクセル)主な掲載場所
1:1 (スクエア)1080 x 1080Facebookフィード、Instagramフィード
4:5 (縦長)1080 x 1350Instagramフィード(モバイル推奨)
9:16 (フル縦長)1080 x 1920Instagramストーリーズ、リール
1.91:1 (横長)1200 x 628Facebookフィード(リンク広告など)

(参照:Metaビジネスヘルプセンター

知っておきたい!バナー作成の技術ルールと注意点

知っておきたい!バナー作成の技術ルールと注意点

サイズ以外にも、バナー作成時には守るべき技術的なルールや、成果を出すためのコツがあります。

ファイル形式(JPG, PNG, GIF)の違い

バナー広告では、主に3つのファイル形式が使われます。デザインによって使い分けましょう。

  • JPG (JPEG)
    特徴:フルカラー(約1677万色)に対応。写真やグラデーションが多いデザインに最適。
    注意点:ファイルサイズを小さくできますが、圧縮しすぎると画質が荒くなります。背景を透明(透過)にはできません。
  • PNG
    特徴:ロゴやテキスト、イラストなど、色の境界がはっきりしたデザイン向き。
    メリット:背景を透明(透過)にできます。画質を劣化させずに圧縮できます。
    注意点:写真など色数が多いと、JPGよりファイルサイズが大きくなりがちです。
  • GIF
    特徴:簡単なアニメーション(パラパラ漫画)を作成できます。
    注意点:最大256色しか使えないため、写真には不向きです。また、媒体によってアニメーションの秒数制限やループ制限があるため、規定をよく確認しましょう。

ファイル容量(KB)の上限目安

ファイル容量(データの重さ)は、広告の読み込み速度に直結するため、各媒体で厳しく上限が定められています。重すぎると、広告が表示される前にユーザーが離脱してしまいます。

迷ったら「150KB」以内!

媒体によって上限は異なりますが、Google広告(GDN)の上限である150KB(キロバイト)は、多くの媒体で共通して受け入れられる基準値です。

この容量内に収めることを目安にすると、複数媒体への展開がスムーズになります。

広告媒体主な上限容量(静止画)備考
Google広告 (GDN)150 KBレスポンシブ広告の素材は最大5120KB
Yahoo!広告 (YDA)3 MBただし300KB超は自動圧縮の可能性あり (150KB以内推奨)
Meta (FB/IG)30 MB比較的容量の大きい高画質画像も入稿可能

主流の「レスポンシブ広告」も知っておこう

GDNやYDAの説明で触れた「レスポンシブ広告」は、現代の広告運用で非常に重要な選択肢です。

300×250、728×90など、全サイズのバナーを一つひとつ作成するのは大変なコストがかかります。

しかし、レスポンシブ広告なら、最小限の素材(横長画像、スクエア画像、ロゴ、テキスト)を用意するだけで、媒体側が自動的に何百もの広告枠の形に最適化して配信してくれます。

工数を大幅に削減できるうえ、AIによる最適化で成果も向上しやすいため、まさに一石二鳥の手法です。

「全サイズのバナーを作るリソースがない…」という悩みは、レスポンシブ広告が解決してくれます。

クリックされるバナー作成 4つの注意点

規格を守るだけでなく、「クリックされる」バナーには共通点があります。

作成時や発注時のチェックリストとしてご活用ください。

  1. 目的とターゲットを明確に
    「誰に」「何を伝えて」「どうして欲しいのか」をはっきりさせます。
    高級感を伝えたいのか、安さを訴えたいのかで、デザインは全く異なります。
  2. 情報の優先順位をつける
    バナーは数秒しか見られません。一番伝えたいキャッチコピーを最も大きく目立たせましょう。
    情報を詰め込みすぎると、結局何も伝わりません。
  3. パッと見て分かりやすく(視認性)
    背景色と文字色のコントラストをはっきりさせ、読みやすいフォントを選びましょう。
    小さいスマホ画面で文字が潰れないかも重要です。
  4. 行動を促すボタン(CTA)を設置
    「詳細はこちら」「今すぐ購入」「無料登録」といった、ユーザーに次の行動を促すボタン(CTA=Call To Action)を配置することで、クリック率は大きく向上します。

【担当者向け】バナー作成を発注する時のコツ

広告の成果を最大化するには、ここまで解説した規格を正しく理解し、デザイナーや制作会社に的確に依頼することがスタートラインとなります。

発注時には、必要なサイズや形式だけでなく、「なぜこの広告を出すのか(目的)」「どんな人に見てもらいたいか(ターゲット)」もあわせて共有しましょう。

それにより、デザイナーは意図を汲み取り、より成果につながるクリエイティブを制作できます。

デザイナーへの発注時チェックリスト例

  • ① 出稿媒体: (例:GDNとYDA)
  • ② 広告形式: (例:静的バナーとレスポンシブ広告の両方)
  • ③ 必要サイズ: (例:静的 300×250, 320×50 / レスポンシブ用 1200×628, 1200×1200)
  • ④ 訴求内容: (一番伝えたいコピー、入れて欲しい要素、ターゲット層)
  • ⑤ ファイル形式/容量: (例:JPGで全て150KB以内)
  • ⑥ リンク先URL: (広告をクリックした先のページ)

この記事のまとめ

  • バナー広告は、Webサイトやアプリに表示される画像広告のこと。
  • PCの主要サイズは「300 x 250」と「728 x 90」。
  • スマホの必須サイズは「320 x 50」。
  • 「300 x 250」はPC・スマホ両方で使える万能サイズ。
  • Google(GDN)やYahoo!(YDA)では、従来のバナーと「レスポンシブ広告」がある。
  • レスポンシブ広告は、「1.91:1(横長)」と「1:1(スクエア)」の画像を用意すればOK。
  • 従来の静止画バナーのファイル容量は、「150KB」以内を目安にすると安全。
  • Facebook/Instagramはピクセルサイズより「アスペクト比」が重要。
  • Instagramフィードは「1:1」や「4:5(縦長)」、ストーリーズは「9:16(フル縦長)」が主流。
  • ファイル形式は、写真なら「JPG」、ロゴや透過なら「PNG」が適している。
  • バナー作成時は、情報を詰め込まず、一番伝えたいことを目立たせる。
  • ユーザーの行動を促す「CTA(ボタン)」の設置でクリック率が向上する。
  • 発注時は、サイズだけでなく「広告の目的」もデザイナーに伝えることが成功の鍵。

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